メタボに生薬甘草
内臓脂肪の炎症・線維化抑える効能
http://www.sankei.com/life/news/160316/lif1603160014-n1.html
産経ニュースで掲載されていた話題です。
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漢方薬に含まれる生薬・甘草(かんぞう)成分「イソリクイリチゲニン」(ILG)の
新たな薬理作用を見いだされたそうです。
近年問題となっているメタボリックシンドロームや糖尿病の発症には、
内臓脂肪における慢性的な炎症反応が深く関与することが知られています。
実験でILGは脂肪細胞に働いて抗炎症作用を示すこと、
マウスを用いた実験で内臓脂肪のマクロファージに働いて抗線維化作用を示すことが
初めて明らかになったそうです。
今後、ILGを基にしたメタボリックシンドローム治療薬の開発につながることが
期待されているとのことです。