アルツハイマー病で記憶は失われていない可能性

理化学研究所がアルツハイマー病モデルマウスの失われた記憶を、

光遺伝学を用いて人為的に復元することに成功したそうです。

http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160317_1/digest/


アルツハイマー病は、記憶の形成、保存、想起に重要な海馬の周辺で

神経細胞の変性が始まることから、海馬の異常が記憶障害を引き起こす

可能性が指摘されており。しかし、アルツハイマー病初期における記憶障害の原因が、

「記憶を新しく形成できない」ためなのか、それとも「形成された記憶を正しく

思い出せない」ためなのかは、わかっていなかったそうです。